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負け犬志向

2015.09.20.Sun.03:47
テーブルについてトランプの数字を見る
次のカードを引こうかどうか迷う
いきなりすべてを失うか、さらに悩まされるか
最高の結末か、いずれかの勝負

昨日まで、ここ最近でわりと不幸ばかりが続いて
今日はそれが上向きになったとまではいかないけど
昨日よりかは少なくともマシで
でも、普通に生きている奴に比べりゃ
同情されるほどだったんだ
だからそれに賭ける
そんな自分のありように
俺だって神様にお祈りくらいはするよ

今日まで堅実に生きることを誓ったけど
今日まで堅実が実を結ぶどころか
なにもかもを奪った時もあるし
そういった時に稼いでいたのは
堅実じゃないやつらだった
だから、俺もまた
そう生きるしか道はないと
神様みたいな悪魔か
悪魔みたいな神様か
優しさを見せている

正直やばいことになっているんだ
ここで負けたら終わるんだ
もしかすると、テーブルについて、もう
このゲームを始めた時点で、俺は死んでいるかもしれない
死んでいるのに、生きている、生ける屍

「カードを配ってくれ」

俺は死を見つめるか、もしくは奇跡を見るのか
神様は居るのか、悪魔しかこの世には居ないのか

―「A」―

ここではもうただの「1」
俺は溜息をついた
これは地獄への下り階段の一歩か?
それとも天国への階段の大事な一歩?
でも、さっきのようなうだうだした迷いがなく
今度は口が勝手に動く
なんだこれは、いったい、どうしたんだ?

「もう一枚配ってくれ」
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短詩①「オッサン」②「バイク」③「愛国心」

2015.09.15.Tue.13:32
以下、なんか詩を書く。ほぼなにも考えてない。

~~~

―オッサン―

メシを食うんじゃなくて、ビールが飲みたいからメシを食って
酒を辞めるためにシメを頼む。
それだけ。
メシのことは。

(喫煙者の場合)
タバコ吸って、脳を曇らせ、そして。
(非喫煙者はここから)
痺れる酒飲んで、ズバンといきなり理解する。
そんで
つまりそいつの言っている事はなんだって事を言ってやる。
不思議とその時なんか、わかるんだよ。
わかるって信号が出る。

そんな俺達の話題。
これはマクラ。
ソープ、キャバ、居酒屋のメニュー
もっとうまい酒について、パチンコ、スロット、ボート、オートレース、自転車
競馬の必勝法、株とか、投資とか、健康とか、血液の数値とか
血糖値と、尿の淡泊

そんで本題①
家族。
あいつの家族を羨ましく思って、うちのはダメ
そいつの子供が立派だと言って、うちはバカ

そして本題②
昔ばなし
「あれ」は失敗。「あれ」で時間かかった。
「あれ」がなきゃもっとお前は(俺は)偉くなってた。
今はなんでもない。
イライラする
で、呑む。

エンドロール。
さぁ、時間は経った
フワフワと「飽きてきたろう」って(みんな)思ったら
俺達は出て行くんだよ。
じゃあ、そろそろ出ましょうか。
そして外で顔色を窺う。
その時に冷静でいられるかが勝負。
また会えるように、誘ってもらえるかの
二度と会うかっていうやつは
さっさと帰れ、逃げろ。

―バイク―

路面をなぞるように
脚の感触が手に宿る
脚の感触が頭に宿る

回るタイヤは尻
エンジンは尻
尻が火を噴き、尿道がガスを吹く
いやいや、可笑しくはない、本当の事だから
かっこよく喩える意味なんてない
本当の事なんだから

それで、ゆっくりとだんだん強く
近づいていく、攻め込む。
風を殴る、風を攻撃する
そして辿り着く壮快感
それが走るという事
「バイク」はおそらく、風を殴るもの
風への攻撃、抗いではなく攻撃
壮快感のために。
だって、そうしているから、いつだって前に進むんだ、自然と
このカタチにとってそれは、ごく当たり前のこと
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寒い夜

2015.09.13.Sun.02:11
ビルとビルの隙間に顔入れて
酔って全部出ちまった
ああいやだ、もういやだ

風が襟を立たせる夜に
駅の灯りの下のところで
あいつきっと待ってるだろうな

俺はなんでもないんだよ
あいつがなんでもないんだから
俺は忘れたくても
あいつは俺から離れない
でもそれは俺の気のせいさ

誰かの家の塀にもたれかかって
歩くのが面倒になっちまった
俺などほっておいてくれ

風が襟を立たせる夜に
駅の灯りの下のところで
あいつ、待ってる人と会えたかな

明日のスーツは今日のスーツで
今はボロボロだから
洗濯機を借りなくちゃな

風が襟を立たせる夜に
もし会ってしまったらと思って
歯を磨くんだ俺は

最悪のカルト

2015.09.12.Sat.03:32
物欲様、物欲様
どうぞ次の糧を下さいませ
わたしはひとりぼっちの人間です
明日を頑張る意味などありません
飯を食いたいだけでは飽き足らず
頑張った証がほしいのです

物欲様、物欲様
買ってよかったと思えるものをお教えくださいませ
何千枚のCDに、何千冊の本
わけのわからない絵画に、意味の解らないインテリア
心を満たすのはもう限界
だってそれらは売ると、ロクな金にならないのです

物欲様、物欲様
どうぞ私に悪魔の囁きをしないでください
全ての金はその場で消えていき
あとで思えばそれら合わせると、とんでもないお金
私の幸せはもしかするとそれがあれば何かになったかもしれません
なんて私は愚かなことでしょうか

物欲様、物欲様
私はあなたを信仰し
あなたのために金を落とした
国家のために金を落とした
実はたまに中国のために金を落としていたけど
売り手の幸せに私の幸せを譲った
それなのに何故、わたしはこんなにも惨めなのですか?

物欲様、物欲様
そしてわたしもまた誰かの幸せを吸い取り
満足をしているから逃げられないのでしょうか?
あなたは存在しないものでしょうか?
それでは私は一体何を信じ
何を糧にすればいいでしょうか?

物欲様、物欲様
私は神を信じず、仏を信じず
愛を信じず、他者をうわべで受け入れたつもりで
そんなこんなです
結局は虚しく、孤独に、最後は
「ただ死ぬ」のでしょうか?

物欲様、物欲様
私は、それとも、私だけが
愚かにも、未だ「何か」を知らないのでしょうか?
誰もが知っていることを
誰もがそのためにエンジンをかけることを
それを知らないで未だ生きているのでしょうか?

物欲様、物欲様
あなたは私の人生に、何も語らない
あなたもまた、私は信じない
信じるとは何か、何をなのか、それが足りないのでしょうか?
なんと虚しい生き方でしょうか
それでいいなどと言えるほど、もはや私の人生は長くない

秋っぽい詩を書いてみた。「bungled one's lines」

2015.09.06.Sun.19:56
昨日の夜、映画を観たんだ
およそ百年前のもの
単純な色恋沙汰の事なのに
別れ際、最後のヒロインの台詞だけは
やけに心に残ったんだ

朝目覚めると窓の外は雨で
家を出るときにはすっかり止んでいたけど
雲がさっさと通りすぎる様子が
昨日のあの映画の
別れのシーンを思い出させた

通りすぎて晴れていっても
まだ寒い外の空気は
こないだまでの夏の昼を恋しくさせた
勝手なことに少し
時間が戻ればいいと思った
本当に勝手な気持ちだ

町中のアスファルトが乾いたのは午後2時
ビルの上から覗いたんだ
それでもいくつもの屋上や植木には光が反射していた
それが一体なんだっていっても
言葉として答えられるようなもんじゃない

高校生の恋人たちが公園の
水道で遊んでいたのを見たのは先週
文化祭か何かで残った水風船を投げていて
無邪気なもんだと思った

あの二人はそれからどうなったのだろうか?
思ったところで偶然に
二人の姿を見たんだ
お互いに流れている時間が
変わってしまったようだった
どうしてそうなってしまったのだろう?

やがて太陽は落ち
広がる秋の星座を彩る様に
鈴虫のアンサンブルが聞こえてきた
親子がベランダに望遠鏡をおいてはしゃいでいる
その姿を道で眺めて思った
昔そんな事があったら今より
少しはひねくれていなかったかもしれない
まぁ、そういう星の巡りだったわけだ

「あなたにサヨナラをいう前に一つ聞きたいの
私と一緒で楽しかった?」
彼女を失う恐れを隠すように笑顔を作って
「もちろん」と男は答えたら
「あなたは変わってしまったわ」と
彼女は言い、去っていった。
この映画はあと二十分あったけど
録画ミスで切れていた
でもそれで十分だった
それからの事なんて
わからないよ
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