スポンサーサイト

--.--.--.--.--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

短編「ボーン・トゥ・ルーズ」

2016.11.11.Fri.08:25
パンク小説が書きたかったんだが・・・。

短編:ボーン・トゥ・ルーズ
スポンサーサイト

ロールキャベツ

2016.11.03.Thu.01:56
銭よ銭よと下賤が泣く、秋の夜の風景。

今年も年を超えられない独居老人
今年も暖かいゴミ捨て場に寝るホームレス
そんなのはどうだっていいんだ
かわいそうねと同情をすることが救いだろう
だって自分が大変なのだから

やってけない、やってけない
だめだ、だめだ
なにが景気がいいものか
台湾旅行の計画はご破算だ

と、呟く同じ会社の社員は正社員
うらやましいよ、と思うは

頭が悪くて入れなかった契約社員
せいぜい携帯料金と親に借りている食費を返して
あとはちょっと高いDVDのセットでも買えればいいかと

12月の日を思う
きっとその頃のビルの下に

昼までの仕事明けのコンビニ店員が1人
会社を辞めて10年、もう50、実家住まい。
ハゲで白髪、ワイシャツは染みだらけ。
ああ。
ボーナスなどないが、12月のクリスマスくらい
新しいワイシャツとネクタイくらい買おう
ケーキはどうせ買うのだし。
大晦日まで仕事だが、新年になったら着始めよう
かわりに1着汚いシャツを捨てよう。
こんどは2月の誕生日に、またワイシャツとネクタイを買おう。

そう誓って男が夕方から閉店まで仕事に入るスーパーから
入れ違いに出てくるパート帰りの主婦は

それにつけても葉物野菜がまだ高い。
レタスが高い。
キャベツが高い。
レタスはいいけどキャベツは痛い。
あれだけ食べれたものなのにと
少し金を出せばそれは買えるが
明日を犠牲にできない
ゆえに、なかなか手が出ず
ずっと想いはせる
暖かいロールキャベツ。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。